2017年02月12日

老化にともなう「椎間板」の変化!!

■ 老化にともなって、「椎間板」の厚さは減少しない!!

椎間板画像2017.JPG



☑ 椎間板は、老化とともに線維化するにつれて、肉眼的に髄核と線維輪の区別が不明瞭となり、2つの領域は融合してきます。


☑ 中年以降、髄核は次第に硬く、乾燥し、顆粒状になります。


☑ 髄核が乾燥して線維化が次第に進むにつれて、流体圧を発揮することができなくなり、直接体重を伝達することができなくなり、線維輪への放射圧を発揮することが難しくなります。


☑ そうすると、垂直圧は、髄核での支えが少なくなった分線維輪でのストレスが大きくなり、線維輪も大きな変化をもたらします。



☑ 老化とともに、線維輪のコラーゲン層板は厚みを増し、次第に線維化し、亀裂や空洞が出現し、さらには拡大して、裂け目や明らかな亀裂に発展します。


☑ このような変化は、必ずしも脊椎の外傷により生じるわけではなく、単に日常生活活動での体幹運動中の過負荷による持続性の軽度の侵襲によって生じることがあります。


☑ これまでは、「椎間板の狭小化」は、腰椎の病的加齢変化の徴候の1つとして考えられていましたが、現在では、大規模な研究により否定されています。
 →今でも、MRIの画像を見ながら、椎間板の狭小化が、老化の結果だと説明する整形外科医も存在しますが・・。


☑ 実は、腰椎椎間板の大きさは、年齢とともに“増加”します。


☑ 10歳代〜60歳代では、腰椎椎間板の前後径は、女性で約10%、男性で約2%増加し、ほとんどの椎間板で高さが約10%増加します。


☑ 椎間板高の維持は、老化の「正常な」特徴であり、加齢による体幹長の減少(つまり身長が縮む)は、椎体高の減少によるものとされています。
 → つまり、年をとると背が低くなるのは、椎間板ではなく、椎体(骨)の厚さが減少するからです。/span>





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posted by Neuron at 16:53| 9.脊椎・椎間板の構造と機能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする